ミトコンドリアを強くすればメンタルも強くなる、ミトコンドリアて何ぞや編ー!
お世話になっております。あおにさいです。
中田敦彦さんの様なプレゼン力があればと思う今日この頃でございます。
それはさておき、ミトコンドリアについて書き記していこうかなと思います。
(自分自身の復習兼ねて…)
なんでかと申し上げますと、ミトコンドリアってアンチエイジングに欠かせない要素なんですよね。
それに加えて、メンタルにも影響してくるという。
ミトコンドリア自体は私たちの細胞の中にあるただの小器官の一つです。
しかしながら、その働きの重要性から色々な研究の指標にされたりするんですな。
そこで、記事を3つくらいに分けまして、それぞれ
①ミトコンドリアってそもそもなんなのか?
②ミトコンドリアに起こるトラブルとは?
③原因と対処・改善方法!
についてまとめていこうかなと思いますので、良ければお付き合いくださいー。
エネルギーの源・ATPとは?
先ずはミトコンドリア自体がなんなのかや特徴について見ていこうかなと思います。
ミトコンドリアって何者?
→細胞小器官の一つであります。
(細胞小器官とは→細胞膜や核、リボソームや小胞体などといった1個の細胞を構成するパーツ)
ミトコンドリアの機能は?
→①ATP(エネルギー源)の合成 ②脂肪酸のβ酸化(こちらもエネルギーを生むのに必要) ③その他諸々の代謝調節
ミトコンドリアの特殊能力って?
→細胞小器官の一つであるミトコンドリアだが、その細胞の核(DNA)とまた別にオリジナルのDNAを持っている。
そのため、自ら自分のコピーを作ることが出来る。(1個の細胞内で増やせるということ)
独自でちょっとだけたんぱく質合成も出来たりする。
以上の情報をまとめますと、
ミトコンドリア=「私たちが活動するためのエネルギーを作ってくれる小さな発電所」
とよく表現されます。
そのエネルギーがATPであります。
さらにそのエネルギー(ATP)の燃料としては、酸素+食べ物ですね。
それと豆知識として、私たちが有しているその小さな発電所は全て母親由来です。受精の関係でそうなんだとか。
確かに、少年スポーツのスカウトさんとかでその子の父親でなく母親の背丈や運動能力を見るみたいな話を聞いたことがあります。
その子のお母さんが持つミトコンドリアが有能であればその子もミトコンドリアも良いから期待出来るだろうってことですね。
「考える」のにもミトコンドリアは大事
さて、エネルギーを作ってくれる小さな発電所ことミトコンドリア。
細胞小器官なので細胞に含まれている分けですが、ヒトの場合は1つの細胞につき平均数百~数千あるとされています。
が、しかし普段からエネルギーをたくさん使う様な部位の細胞にあっては桁が違います。
私たちの身体の中でとりわけエネルギーを使う部位とは、、、
脳です。
脳細胞一つにおいてはミトコンドリアを約1万個有しております。
事実、脳は一日の全体消費カロリーの1/4を占めるとされます。
脳が大食漢たる所以は、ミトコンドリアの量が多いからなんですね。
私たちが体を動かしたり、活動するためにはエネルギーが必要です。
そのエネルギーを作り出すためにはミトコンドリアが不可欠です。
「考える」「頭を使う」ことにおいても同じ。
ミトコンドリアの量が多かったり、性能が良ければその分エネルギー源であるATPは多く作られます。
ATPが多く作られれば、心身のパフォーマンスが良くなります。
筋肉ではよりパワーやスピードを発揮し、脳ではより良く記憶や思考、判断を行います。
も少し難しい話になると、ミトコンドリアの機能は前章で述べたものの他に、
細胞間のシグナル送信(情報伝達)、細胞の分化(別細胞へと変化すること)があります。
また、細胞自体を成長させてたり、古い細胞を死なせて作り変えたりといったサイクルにも関係します。
脳細胞が古いままでなく、良いものに生まれ変わるのにも一役買ってくれてる分けですね。
私たちが私たちの脳を上手に使うためにも、ミトコンドリアは絶対なのです。
ミトコンドリアの働きが悪いことのリスク
注意点として、心臓の細胞も脳と同様にミトコンドリアが多いです。
心臓はそこで生み出されるエネルギーを全身に血液や栄養を送るために費やします。
そのため、心臓のミトコンドリアの働きが悪いと全身に影響がでる可能性があります。
当然脳にも。
心臓や脳はエネルギーをたくさん使う分、それが足りなくなるととたんに機能低下や疾患のリスクにさらされてしまうんです。
またそれだけでなく、以下の細胞のミトコンドリアに異常がある場合、
心臓 → 心不全・疲れ
筋肉 → 慢性的な疲労・痛み
腸 → 下痢・自己免疫疾患
等などの症状のリスクが高まります。
健康的に毎日を過ごすためにも、ミトコンドリアの働きは非常に大きいのです。
ずーっと若々しくいるために
ミトコンドリアの働きは低下もしますし、その量自体も少なくなってしまうこともあります。
が、それと逆に働きを良くし、量自体を増やすことも可能です。
ミトコンドリアの機能低下については次の記事で詳しく見ていきますが、最も多い原因としては「老化」です。
30歳に比べて、70歳の方のミトコンドリア性能は半分まで下がります。
歳をとることは誰しも避けられません。
しかしながら、その「下がるスピード」については人によって違います。
先天的な遺伝的な要素だったり、後天的な生活習慣だったり、要因は様々です。
ここで大事なのは、ミトコンドリアの性能や量は後天的にも上げられるということです。
つまり、どう過ごすかで脳や体の若々しさやタフさは変えられるのです。
ストレスをなるべく溜めず、健康的な暮らしをしていればその分ミトコンドリアも元気になり、結果若々しくいられるのです。
例えば、適度な運動は健康に良いし、自然はストレスを緩和してくれます。
たまにTV等で元気な長寿者やご高齢の方が特集されることがあります。
その場合、ほとんどの方が自然に囲まれた中で農作業などで体をよく動かしたりしています。
また、カメラを向けられると笑顔で、そうでない時も生き生きとして楽しそうに、精神的にも若々しい姿を見せてくれます。
これは、後天的にミトコンドリアの機能が高められたり、若い時から維持されているからだと考えられます。
ミトコンドリアを強くすることは、心と身体も強くします。
その結果、アンチエイジングとなるのです。
これ以上に特別なマジックなどは存在しません。
続いて、ミトコンドリアの性能が悪くなる原因やトラブルについてですが、これについては次回のブログに書かせて頂きます。
あなたのミトコンドリア、ひいては体調やメンタルを悪化させないためにも是非とも宜しくお願い致します。
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