お世話になっております。あおにさいです。
タイトルについてなんですが、何故私が管理栄養士としてメンタルを重視しているのかについて申し上げます。
健康な状態って?
そもそも健康の定義については世界保健機構(WHO)が以下の様に定義づけております。
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)」 引用元:公益社団法人日本WHO協会
つまり、一口に健康と言っても、
①肉体的(physical)
②精神的(mental)
③社会的(social)
の3拍子揃っているのが大事なんだよ~、ということなんですね。なるほど。
もう少し具体的に言えば、
①肉体的(physical) → 病気やケガを患っていないか。 例)風邪もひかずに元気!
②精神的(mental) → 欝等の精神疾患を患っていないか。 例)喜怒哀楽あって元気!
③社会的(social) → 社会や他人と良い関係を築けているか。 例)周りの人と仲良く出来てて元気!
みたいな感じでしょうか。
なんだか③社会的に関しては私みたいなコミュ障人間には少しハードルを高く感じますが、概ね納得出来るのではないでしょうか。
とにかく、体だけは丈夫!=健康って分けじゃないよーということですね。
これは1947年に採択されたものです。
なんとなく昔の日本とかだと根性論とか流行っていて豆腐メンタルに優しくなさそうだったんですが、
世界的には昔から「メンタルって大事やで!」とされていたんですね。
こころの健康って?
WHOの健康の定義をなぞったところですが、厚生労働省もメンタルの重要性について「こころの健康」として説いてます。
詳しくは省略しますが、こころの健康=いきいきと自分らしく生きられること、としてます。
その中で、
身体の状態とこころは相互に強く関係している。 ~(省略)~ こころの健康を保つには多くの要素があり、適度な運動や、バランスのとれた栄養・食生活は身体だけでなくこころの健康においても重要な基礎となるものである。これらに、心身の疲労の回復と充実した人生を目指す「休養」が加えられ、健康のための3つの要素とされてきたところである。 引用元:厚生労働省、休養・こころの健康
つまり、身体の健康と、こころの健康(メンタル)は相関関係にあるということです。
(体調が良ければメンタルも良くなる傾向にあるし、逆もまた然り)
それに加えて、健康に生きていくためには以下の3要素が大事です。
①運動
②栄養・食生活
③休養・睡眠
まあ平たく言ってしまえば、食も含めた生活習慣に気をつけよう、ということですね。
正直当たり前みたいな感じで、「そんなの知ってるよ…」と皆さまご承知おきの程かと思われます。
しかし、この当たり前が中々難しいのもまた事実。
勿論出来ている方もいらっしゃるとは思いますが、私自身はこれが出来ていませんでした。
また、この3つ(運動、栄養、休養)が出来ていなかったがためにメンタルで苦しんだといってもいいくらいです。
なぜ先の3つ(運動、栄養、休養)が知っていても分かっていても出来ていない、難しいのかは次回以降の記事で書かせて頂きます。
まとめ~メンタルと健康~
なぜメンタルが重要なのかということについてですが、
1.身体の健康とリンクしているから
メンタル、つまり精神状態が良ければ、体調も良い傾向にある。
その一方で、メンタルが悪化すると、体調も悪くなりやすい。
2.体に良いとされるものはメンタルにも良い
メンタル改善の手立てとして、生活習慣の改善をすると良い。
具体的には
①運動
②栄養・食生活
③休養・睡眠
が大事である。
ものすごい当たり前の結論になってしまいましたが、だからこそ今一度確認したいところでした。
私もお酒とか飲みすぎたりしないように、摂生しないとです。
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